Golden Age Project東京のかつおこと川勝です。

すっかり秋の空気感だいぶテンションが上がっています(笑)

半年ぐらい前でしょうか?
学生の子と話をしていた時に、
現場でのちょっとした悩みを相談してくれたことがあります。

それが、
「大学の部活のトレーナーについて指導をしてるんですが、選手が全然ストレッチをやってくれないんです・・・」
ということ。

現役のトレーナーではない僕は、
こういうストレッチをすると効果的だからきっと選手もストレッチしてくれるよ~とかっていうテクニカルなアドバイスをすることができません。

その時に、僕なりの視点で
「どうすれば選手がストレッチに取り組んでくれるようになるのか?」
についてアドバイスしたことをここでシェアしたいと思います。

これを伝えないと行動につながらない

まず最初に、
「どんなふうにストレッチをやってもらうように伝えるの?」
と聞いたら、
「選手と会ったときに『ストレッチやってる?』って聞いて、やってなかったらやってもらうように伝えるんです。」
とのことでした。

さて、選手はなぜストレッチをやってくれないのでしょうか?

練習後の疲れた状態でストレッチなんかめんどくさいから?
効果を感じられないから?
何のためにやってるのかわからないから?

理由は様々だと思いますが、
要するに、 ”選手にとってストレッチはやることに価値がない” と認識されてしまっているということなんです。

分かるでしょうか?

価値がないわけではありません。
価値がないという認識をされてしまっている
ということが大きな問題です。

ではなぜストレッチの価値を
わかってくれないのでしょうか?

それは簡単で、
「ストレッチをすることであなたにとって
こんないいことがあるよ!」
ということを伝えられていないから。

価値を伝えることの重要性

あなたにとって。
これが超重要なポイント。

現代の1万円札を原始時代に持っていっても
誰もほしがらないのと一緒で、
価値とは、そこに関わる人ににとって
有益かどうか
で決まります。

なのでストレッチも、選手にとってどう有益なのか?
ということを伝えなければ、単なるめんどくさい作業に
成り下がってしまうということ。

伝えるときには必ず、「ストレッチをすると○○の動作の時の▲▲がすごくスムーズになるよ」とか、「いつも後半に出てくる××の左右差がなくなってくるよ」などといった、選手にとっての価値を伝えていきましょう。

これだけで大きく反応が変わるはずです。
同じストレッチのはずなのに、価値を伝えるか伝えないかで
まったく違ったものとして受け取られます。

要するに価値を伝えるというのは、
相手目線での物事を伝えるということ。

今自分が考えていることは自分目線になっていないか?
ということを客観的に振り返れる力を身に付けることが
選手の行動を変えていく1つのきっかけに
なるんじゃないでしょうか(^_^)

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価値を英語で言うとvalue。トレーナーとしてだけではなく、物事を伝える・プレゼンテーションする時にもとっても大切な考え方です。

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最後に注意点として1つ。
トレーナーとして勉強を積んでいる人にとっては、ストレッチをすることで、関節可動域が向上する、とか、血液循環を向上させることができる、とかっていう知識をたくさん持っていると思います。

ですが、選手にとって「関節可動域が向上する」ことはそんなに価値のあることとは思えません。

その先の「関節可動域が向上することで、パフォーマンスアップにつながる・ケガの予防につながる」ということに価値があるのではないでしょうか?

自分にとって当たり前になっている知識は、一般的な人にって当たり前ではないということに気付けることも大切です。
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まとめ

相手にとってどんな意味があるのか?
という視点を大切にして、価値を伝えよう。

自戒の意味を込めて。
かつお。

P.S

価値を伝える、というのは僕の大きな仕事の一部でもあります。この記事を書いていて、「基本的なことだけどやっぱり大切だな~」と感じました。あっ、この記事が読者の方にとって価値のないものだったらどうしよう・・・?(笑)