こんにちは!
GAP東京のうねです。

突然ですが質問です。

あなたがトレーナーとして現場に出た時
選手が急に倒れたらどうしますか?

今回は僕が、学生トレーナーとして現場に出ていた時、実際に起こった出来事をもとに、緊急時の対応の重要性をお伝えしていきます!

〜現場で起こった出来事〜

僕は現在、中学生の硬式野球チームのトレーナーをしています。

その日は練習試合でした。
その試合中に緊急事態が起きました。

試合が始まり、こちらが攻撃で相手チームが守備につきます。

うちのバッターがピッチャーとキャッチャーの間にフライを打ち上げました。
その打球をピッチャーとキャッチャーがともにボールを追いかけ、キャッチャーがダイビングした際にピッチャーの足がキャッチャーの左頭部に直撃。

キャッチャーは倒れたまま動けなくなってしまいました。

〜状態のチェック〜

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相手チームにトレーナーはいなく、ベンチにいた僕はプレーが止まったことを確認し、ダッシュで駆けつけました。

頭に当たったということで、脳震盪や頸損等が考えられたため頭部を保持。

・反応の確認
呼びかけると、返事が返ってきたため意識あり。

・気道の確認
呼吸はしていて、嘔吐もしていないため正常。

・呼吸の確認
胸を見ると、呼吸は正常。

・循環の確認
橈骨動脈から脈の確認をし、脈は触れて正常。

・意識の確認
手をグーパーや足関節を動かせるかの確認をし、できたため従命反応が見られたため意識あり。

しかし、左右ともに力が入りづらい状態になっていました。

〜SCAT2〜

脳震盪が考えられるということで、安全な場所でSCAT2を実施!

SCAT2って何?と思った方はこちらをご覧ください。
https://www.rugby-japan.jp/about/committee/safe/concussion2012/guideline/SCAT2.pdf

このSCAT2を実施しようとした結果、実施できないほど、平衡機能に問題が見られ、医療機関で診てもらうために119番にて救急要請しました。

〜引き継ぎ〜

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119番要請をしたのち、親御さんにも手伝っていただき、搬送経路の確保をしました。

救急車が到着するまで平均8.5分と言われていますが、その時は5分もかからず到着。

救急救命士に状態を伝え引き継ぎました。

〜その後の事〜

搬送されてから数時間後
相手チームの親御さんから、
「検査の結果、特に問題はなかったです。ありがとうございました!」
と言っていただきました。

ホッとするとともに、とても嬉しかった出来事になりました。

〜まとめ〜

緊急事態が起きないことが1番だとは思いますが、もし緊急事態が発生した時、いかに動けるかがトレーナーとしてとても大事なことだと思います。

もし、自分があそこで動けていなかったら。
それによって選手の命さえも奪ってしまう可能性もあります。

いつ、どこで、何が起きるかわかりません。
緊急時、どのような状況でどんな行動をするべきなのかを把握していきましょう!
written by うね

 

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