はじめに

どうも!よしたくですっ!

前回までの記事見てくれましたか??

①ヒッチハイクで富士山に行こう!ってなった話。
http://www.gap-sports.net/member-blog/fujiyama_challenge/

②ヒッチハイク開始〜五合目到着の話。
http://www.gap-sports.net/challenge/fujiyama_challenge-2/

さて。
先に言っておきますが今回は
荒れた内容になってますよ〜。笑

それではどうぞ。

荷物問題

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登山初心者の僕らはもちろん登山用の
リュックなんて持っていない。

だから日本一の富士山に登るにもかかわらず、

『今日はジャージたくさん持って行かなきゃだし
ちょっと大きめのリュックで学校へ行こう!』

くらいの軽い感じでこのリュック達をチョイス。

もちろん雨が降った時のことなんて考えていない。

僕に関しては
『ノースフェイスだし頑丈でしょ!』
という完全に最近ありがちな
ノースフェイス信者の大学生の考えだった。

最低限の防寒着とジャージとケータイと
大量に買っておいた非常食(カロリーメイト)と、、、

相方がロッカーに入れる荷物とそうでないものを
分けている時に見た光景がこちら。

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お気づきだろうか?
緑に光るケース。

これは何を隠そう、
男性用コンドームの箱。

決してふざけている訳ではない。
と、相方は言う。

そして、僕は察した。

映画『岳』にて主役の小栗旬が

「登山では何が起こるか分からない。
コンドームはいざとなった時に水を入れることができる」

と、言っていたのを覚えている。

そして、それ以外にも
・傷口の圧迫
・電子機器やマッチなどの保護(水から守る)
・火がつきやすい
・コンパクトに持ち運べる

など登山をする上でのメリットが
たくさんあることを僕は知っていた。

彼もそれを知っていたから
持ってきていたのだろう…

と僕は自分自身を納得させ、
それより深く追及はしなかった。

白足袋での悲劇

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白足袋に限らず足袋を履いたことがある方は
分かると思うが、足袋のソールは薄いゴム1枚だけ。

富士山に登ったことがある人は分かると思うが
山道にはゴロゴロ石が転がっている。

そこに薄いゴム1枚の白足袋でいくと、
足の裏が痛くなるんですよ。笑
(当たり前だろ!笑)

その時ばかりは、
足つぼシートの上を歩くお笑い芸人さんの
気持ちがよく分かったように思う。

歯を食いしばりながら、
足を踏みしめるごとに痛む足の裏に
なるべく意識がいかないようにした。

もし意識が行ってしまった時には

「足つぼ刺激しまくるから
登山終わったら絶対健康になる!」

という訳のわからない負け惜しみを
心の中で唱えていた。

でもやっぱり決めたからには白足袋で登り切るぞ!!

そう自分に言い聞かせていた。

足の裏は痛かったけど、
富士登山をスタートした僕らは、
ゆっくりと登山を楽しんでいるシニア世代の
登山客をごぼう抜きしていき、
「若さ」という武器に頼りながらひたすら登っていった。

まだ着かないの?!

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富士山って遠くから見てると綺麗だな〜
って思うけど、登ってみると、
正直、今立っているとこが富士山なのかかどうかは分からない。笑

でも、1つ確かなのは雲より高いところにいること。

薄暗くなって来たけど、
俺ら頑張って登ってるからなー!!!

うっすらと見える街並みが綺麗だった。

その綺麗な街並みとは裏腹に、
僕の足の裏をはじめとする体全身は
すでに相当ボロボロになっていた。

富士山。

思ってたよりキツイ。

高度が上がるとともに、
自分の心拍数も上がり、呼吸が荒くなった。

そして、
気温が信じられないくらい下がってきた。

時刻は21時頃になっていた。

登り始めて4時間。

八号目の休憩ラッシュ。

疲れはピークだった。

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母親に無事を知らせるために写真を撮ったが、
こんな顔をしていたら確実にバカにされると思い、

体力のゲージは0に近かったが
エネルギーを振り絞り写真を撮りなおした。

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富士吉田ルートはこの八合目に
やたら休憩所(山小屋)がある。

あれがゴールなんじゃないか?!

と、思ったら山小屋。

次こそは!

って思ったらまたも山小屋。

これがエンドレスに続く。

ちなみにヘッドライトは値段が
高いからという理由で購入を諦め、

僕の愛車(チャリンコ)につけてあった
LEDのライトを取り外し手で持ちながら
山道を照らしていた。

山を登るのに片手ふさがった状態だなんて

『バカなのかお前は?』

って声がたくさん聞こえてきます。

今更かもしれませんが、
僕はバカなんです。笑

やっと登頂したけど…

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23時過ぎ。
ようやく登頂した。

日本で1番高いところに登ったのだ。

よっしゃー!!!

っと思ったのも束の間。

登頂したその瞬間にやたら風が強くなってきた。
そして次第に雨が降り始めた。

登頂して5分もしないうちに、
夜の静かな山頂の様子は激変し、
嵐となってしまった。

この時はまだ

「え、野宿できないじゃん。笑」

くらいにしか思っていなくて、
ひとまずトイレの小屋に避難。

すると、同じ境遇になってしまった、
3人のおっちゃんがいた。

1人は小太りで山に慣れてそうな格好をしていた。

もう1人は、その小太りなおっちゃんの後輩君。

そして最後の1人は高山病になってしまい
終始グッタリして一言も言葉を発さない。

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ここで初めて、自分達は今、
結構ヤバイ状況だということを認識した。

非常食のつもりで大量購入していた
カロリーメイトはあと2箱しかなかった。
(登る途中で食べすぎた)

もうすでに0時近かったので
山小屋に入ることもできない。

外は嵐で下山もできそうにない。

ご来光の時間まで、
隙間風が寒くて、狭くて、
人が泊まるような場所ではない
トイレの小屋で一晩過ごすことになりそうだ。

僕は絶望しながらも、
腰を下ろした。

そして、そっと目を瞑るけれども
寝れるわけがない。

そして時間が経つごとに
小屋の外の嵐は強くなり、
自分の体も酸欠で頭が痛くなってくる。

トイレでの夜は
本当につらかった。

人生で1番つらかった。

隣で相方が寒さと、恐怖からか、
ブルブル震えていた。

もう終わりだ…
でも、ご来光だけ見れれば
全てチャラだ。

頼むよ、お天気さん。

そのまま一睡もぜず、
朝を迎えるのであった。

つづく

勉強会情報はこちら
http://www.gap-sports.net/seminar/

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